【知らないと損!】神社参拝での服装は?

神社参拝の服装 作法や注意点
神社参拝の服装

皆さんは神社へ行くときの服装って気になった事はあるでしょうか?
実は神社参拝では清潔感と露出控えめが基本になります。
この記事で服装の基本マナーを知ることで今後、安心して神社を訪れられるので解説していきます。


神社参拝の基本服装マナー

神社参拝の服装は意外と悩むポイントです。
この記事で服装の基本マナーからNG例、季節ごとの注意点など解説しています。
サクッと会得して自信をもって参拝できるようになると神社巡りのちょっとした不安も解消できます。

なぜ服装が重要なの?

服装は、その時々の心の表れといわれます。
改まった場での服装には古くから現代まで気を遣います。
例えば自分の上司や尊敬する人、恋人との初デートなどシーンは違っても服装に気を遣うことは多いと思います。

「この服装で上司の家に上がり込むのは失礼ではないだろうか?」
「憧れの人と話せる機会、いい印象を持たれるためには?」
「どの服で行ったらカッコいい、かわいいと思ってもらえるかな?」

今までにこのようなことで悩んだことはあるのではないでしょうか?

神社での参拝も同様です。
「神様の自宅へ上がる」そんなイメージだとわかりやすいと思います。

神社へのお参りの際は、服装でも敬意を示し、清らかさを表すために重要です。
神聖な場所である神社において自身の気持ちを整え神様に失礼のない状態で参拝するためのマナーとして大切にされています。


男女共通で抑えるべきポイント

【清潔感】:服装は清潔で、服の汚れやヨレがない。

【落ち着いた印象】:派手な柄や露出が多すぎない。

【露出の少ない服】:肩が大きく出たトップスや、透け感の強い素材。

【帽子】被っていくのはOK。鳥居をくぐる前や拝殿では帽子を脱ぐ。

【靴やボトムス】:ヒールが高すぎたり、裾が長すぎたりすると危険。

【香水】:香水の香りが強い場合は、軽く拭き取る。

フォーマル度の目安

参拝時のフォーマル度の目安についてザックリ紹介します。

男性はダークスーツに白ネクタイ、女性はワンピースや訪問着が適しています。

服装はスーツや着物、襟のあるシャツなど、普段着でも問題ありません。

しかし派手すぎる服装やカジュアルすぎる服装は避けるのが好ましいです。

一般的な革製品は問題ありませんが、殺生を連想させる毛皮の着用は避けたほうが良いとされています。普段着の中でもデザインや色、丈の長さには注意が必要です。


男女別おすすめ服装

社殿の中などの特別な場所で参拝される際、男性はスーツにネクタイ着用、女性も同等の服装が望ましいです。
旅先では、軽装になりがちですが、特別な場所での参拝を予定している場合は、正装の準備を持参していくと良いです。

男性の場合、スーツにネクタイを着用し、女性の場合はスーツもしくはフォーマルなワンピースといった装いが望ましいとされます。

男性におすすめの服装【例】

『スーツとネクタイ』: 正式参拝の際は、男性はスーツとネクタイを着用するのが一般的です。スーツやネクタイは暗めや濃い色が好まれます。

『清潔感のある白のシャツ』: スーツの中に着るシャツは、清潔感のある白色が最適です。

『落ち着いた色合い』: 男性の正式参拝の服装は、落ち着いた色や清潔感のある色を選ぶことが望ましいです。

『略式参拝の服装』: 略式参拝では、普段着での参拝が許されているため、色の選択も自由です。ただし、派手な色や柄は避けるべきです。

神社参拝に適した男性スーツスタイル
神社参拝に適した男性スーツスタイル

女性におすすめの服装【例】

『落ち着いた色』: 黒や紺、グレーなどの落ち着いた色が適しています。

『シンプルなデザイン』: 無地や控えめな柄の服が望ましいとされます。

『裾の長さ』: 膝が隠れる長さが適しており、短すぎるものは避けるべきです。

『袖の長さ』:シンプルなシルエットが適していますが、長すぎると危険です。

『露出の少ない服』: ミニスカートや肩が大きく出た服は避けるのが無難です。

神社参拝に適した女性の服装例
神社参拝に適した女性の服装例

これらの要点を参考に自分にあった服装を選んで、神様への敬意を表せると良いとされます。

子供の服装マナー

お宮参りや七五三などの特別な行事で社殿内を参拝される場合は、フォーマルな服装を心掛けましょう。

七五三やお宮参りは、神様に子どもの誕生や成長を感謝し、今後の健やかな成長を祈願する大切な行事です。子どもは無理のない範囲でのフォーマルな服装が好ましいです。


避けたいNG服装/神社参拝のマナー

神社の参拝に決められた装いはありませんが、ジャージなどのカジュアルすぎる服装は避けたほうがよいです。お参りに適した服装や身だしなみについて気を付ける要点を紹介します。

露出が多すぎる服:短パン、タンクトップやキャミソール、ミニスカートは避けるべきです。

派手な色や柄:明るすぎる色や派手な柄の服は控えると良いです。

汚れた服:汚れの目立つものや清潔感がない服は避けるよう心がけましょう。

カジュアルすぎる服装:ダメージジーンズやサンダルなど、カジュアルすぎる服装は好ましくありません。

華美なアクセサリー:控えめなデザインのものを選び、大きいものや派手なものは避けると良いです。

神社参拝のNG服装
神社参拝のNG服装

帽子やアクセサリーのマナー

帽子は鳥居の前で外し、参拝時は被らないことが望ましいとされます。
(ただし、病気等で必要な場合、その必要はありません。)

帽子: 帽子をかぶったまま参拝するのは一般的にはNGですが、鳥居をくぐる前や拝殿に入る前に帽子を外すのが礼儀とされています。
特に祈りを捧げる際は帽子を外し、神様への敬意を示すことが大切です。

アクセサリー: アクセサリーは普段の略式参拝なら気にすることはないです。
正式参拝や特別参拝の場合は外すのがマナーです。


季節ごとの服装ポイント

夏の参拝での注意点(暑さ・日焼け対策)

夏に参拝する際は、暑いのでリネンシャツや半袖のシャツ、半袖ブラウス、麻素材の服などの通気性の良い服をおすすめします。一般的な参拝の場合はТシャツも良いです。タンクトップやキャミソールを着る場合は薄手の上着を羽織るようにしましょう。 露出が多い物は適さない為、ひざ下まで隠れるものが望ましいです

日焼け対策として日傘や帽子を活用することをおすすめします。
脱水になるといけない為、水筒やペットボトルに水・経口補水液を入れていくと良いです。

冬の参拝での注意点(防寒と礼儀の両立)

冬の神社参拝には、暖かさを保ちつつ、シンプルなデザインの服装が良いとされます。
防寒対策としてコートマフラー防寒性の高いジャケットなど暖かいアウターが適しています。
また重ね着などで体温調節がしやすいようにすることもおすすめです

雨の日や雪の日の参拝マナー

速乾性のある素材: 濡れても不快になりにくい素材を選ぶことが大切です。

体温調整がしやすいスタイル: トップスはブラウスや薄手のアウターなど、体温調整がしやすいものが適しています。

: 防水性のある靴もおすすめです。
スニーカーは歩きやすくておすすめですが、防水機能がない場合は防水スプレーを前日に吹きかけておくと安心です。

靴下: 濡れた時を考慮して替えの靴下を入れておくと快適です。


服装に合わせた持ち物チェック

必ず持って行きたい代表的な持ち物を紹介します。

1. 小銭:お賽銭やおみくじを引く際に必要です。

2. ハンカチやミニタオル:手水舎で手を清めた後に必要です。

3. 御朱印帳:御朱印集めをしている場合は、忘れずに持参しましょう。

4. お返しするお守りやおみくじ:古神札納所や納札所に返納する際は忘れず持っていきましょう。


参拝での服装まとめ

正式参拝ではフォーマルな服装がおすすめですが、略式参拝など一般的な参拝では
【カジュアルすぎず、派手でなく、露出を控える】と言った重要ポイントさえ押さえておけば、
基本的には何でもOKです。

もちろん、神様に敬意を示すような服装ということは大切です。
しかしそこだけに気を張り詰めてしまっても気負いすぎて、せっかくの神社参拝を楽しめないです。
私は、参拝者がリラックスして参拝の雰囲気や神聖な空気を感じてほしい、その上で祈願出来たら言うことなしだと思います。
頭の片隅に服装マナーは入れておいて、神社巡りを楽しみましょう。

拝殿での、知っておきたかった知識もこちらの神社参拝マナーの解説記事で紹介しています。


参拝で使う言葉や神社に関する用語は、神道・神社の用語解説で詳しくまとめてあります。

ほとんどの神社にある手水舎についての作法もこちらで解説しています。


御朱印と病気平癒|神社めぐり記
全国の病気平癒の神社を巡るリハビリ記録 byすい
すい

病気平癒を願い、全国の神社を巡る医療職ブロガー「すい」です。
参拝のマナーや御朱印、神社の魅力を紹介しながら、持病と向き合い
リハビリを続けています。神様に癒やされる旅を、あなたと共有したい。

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